ありのままでいられる場所を」はちみつを通じて社会をつくる-あるお母さんの想い

はぁもにぃ養蜂部のはちみつをお取扱いいただいている「大地を守る会」さま

はじめてお声掛けいただいたのは、今から4年以上前「大地を守る会」さまの中に、
社員有志による「福祉施設やそこで働く人たちを応援するクラブ(正式名称は違うと思います、すみませんっ)
があり、今後「大地を守る会」さまで取扱いが可能な商品を探していこうという活動の中でのことでした。

以来、「うちの商品取扱い基準は厳しいけれど、いつかは取引ができるようになるといいね」と励まして
いただきながら、そこに向けての準備をすすめ、2年前からはちみつのカタログ販売が始まりました。

その間もそれ以降も、有志の皆様だけでなくたくさんの社員の皆様が、関心を持ち、応援くださり
現在もお取引を続けさせていただいています。

今回は、はぁもにぃの取組そのものにもフォーカスしていただき、「大地を守る会」さまWEBサイトにて
ご紹介いただいています。

文章だろうが、口頭だろうが、わたしの話の長さは変わらない・・・その長い長い話を、長いながらも
わかりやすく記事にしていただき、自分が話したことながら、「よくわかる」とひとり納得^^;

よろしければご一読ください!(^^)!
 

「ありのままでいられる場所を」はちみつを通じて社会をつくる-あるお母さんの想い

 

7月29日いよいよ18歳になります・・・^^;

今月末いよいよ18歳になる娘。
現在、市内特別支援学校高等部3年生。
卒業後の進路に悩む今日この頃(主にわたしが・・・)。

(もちろん娘のためだけではないけれど)やはり、将来的に選択肢の一つになればとの
思いもあり、少しずつ働く場等作ってきたけれど・・・
おかげさまで内外からたくさんの皆様に支えられ、障碍当事者の方たちにとって
望ましい場所となってきた感はあるけれど・・・

娘にとってはどうなんだろう?

息子は知的レベルでわたしよりはるかに高いこともあり(=丸め込むことはできない)、
わたしが望ましいと考える選択肢より、息子の意思を最優先に、本人が選んだ道
(=現在、積極的かつ主体的な引きこもり系ライフスタイル)
を容認し、応援しているわけだけど(まぁわたしが認めようが認めまい
がつらぬくだろうけどね・・・^^;)。

同じように、知的に遅れがあるからといって、娘の意思を最優先にしないということは
大NGだろうとは思う。

支援が支配に、提案が強制に、愛情がエゴに、こちらがリードしやすいだけに、
それを伝える力や術を持ちづらいだけで、娘にも意思や希望はしっかりある。

支援者という第3者的立場では当たり前にできることが、親として相当意識をしていかないと
途端に難しくなるという情け無さ。

あくまで権利主体は娘。

どんなに幼く未熟に危なく見えても、もう18歳。

これから大人になり、大人として生きていく彼女を、これからも側にいて支えていく役目を
持ち続けたいなら、わたしはわたしの潜在下にあるそれを根底からひっくり返せなくては、
その資格はないと思う。
そう思う反面、その判断力に大いなる不安もあり、転ばぬ先の杖的先回りした選択肢の掲示を
したくなるという矛盾・・・
まぁただ過保護&過干渉なだけともいえて・・・

どんな選択をしても、認め、そして応援していくことが、親としての最後のかつ最大の
役割なんだろうと思う。

幼くても、危うくても、一人の人間として尊重し、対等の人間として向き合っていく。
 

まだまだ意志を持ってそこに向かわなければできないという情けなさだけど
いつかきっと自然にそうなれるように・・・頑張ろう(もうこの時点でダメな気がしなくも^^;)

TOTO東京本部さま社員食堂にて出張販売をさせていただきました♪

7月19日(水)、部員3名と指導員2名+おまけの理事長で、普段の私達のフィールドとは
まるで違う汐留ビルディング24階という素晴らしいロケーションにある、TOTO東京本部さま
社員食堂にて出張販売をさせていただきました!

先発隊の指導員2名は搬入及び設営のため、朝早くから会場入りしましたが、わたしは
部員たち3名と会場までのドライブを楽しみながら(高速道路に詳しいメンバーがいて、
ロケーションを詳細にわたり説明してくれ、まさかのバスガイド?)の会場入り。

ビルの外観から部員たちは「お~こんなカッコいいところで今日は販売!(若干棒読み口調で
読んでいただくとリアリティでます)」、「社員食堂楽しみ!(終わってからね)」と
中々の張り切り具合。

会場につくと、「ここが社員食堂?」と誰もが驚くこと請け合いの、席数350席の見晴し最高!
解放感たっぷり、そしてスタイリッシュなCafeレストランが目の前に広がっています。
社員1000名のうち8割以上が利用されるというのも納得!

込み合うので11:30~13:30までの間にフロアごと交代制でお昼を取られるそうです。

今回のイベントをご提案くださったのは、丸紅広報部NさまとTOTO秘書課Y課長さま。

?のはぁもにぃとの関係性ですが・・・
実は2015年設備助成をいただいた丸紅基金さまから、新たな試みとして、丸紅さまからの人的助成を
いただけることになり、4月よりNさまに営業活動をサポートいただいているんです。
Nさまは福島県庁復興支援課(東京)に今年3月まで出向され、県産品PRと販売サポートをされていた
まさにこの道のプロ!
私達と規模的にはあまり変わらない小さな事業所で作られる商品を、どうやったら利益のあがる
売り方ができるか?
3年という年月商社マンの仕事とはまさに畑違いのフィールドで試行錯誤されながら、成果を上げて
こられたという、本当にはぁもにぃにとって力強い助っ人!
NさまとY課長さまとは、復興支援イベントをやはり社員食堂で開催されたことがきっかけで、
今もお付き合いが続き、TOTOさまにとってはじめての福祉事業所による出張販売の実現となったわけです。

毎回思うことですが、本当に色々な方たちが応援してくださるおかげで、素晴らしい機会を得ることができ、
部員たちの活躍の場も広がり、うれしく、そして心より感謝です。
皆様の温かいエールにこたえられるよう一同精一杯頑張り、皆様に喜んでいただける商品をお届けしていこうと
いつも想いをあらたにしています。

・・・前置きが長くてすみません^^;

そして無事販売会がスタート!
部員たちもしっかり声を出し、お客様からの問いかけにも一生懸命答え、店頭の商品が不足したらすぐさま
品出し、「ありがとうございます」「お願いします」とフライヤーまでしっかり渡すなど、頼もしい働きぶり。
今回同行した3名は、デイサービス時代(つまり小学生の時から)の付き合いで、その姿を見ながら成長を実感。
指導員たちの忙しさを余所にひとり感慨にふけるという(ごめんなさいっ)・・・

商品だけでなく、活動に関心を持ってくださる社員の方たちや、気軽に声をかけてくださる社長さままで、
素敵な皆様たちと楽しい時間を持ちながら、成果を上げることができたことは、彼らにとって今後のさらなる
成長につながる素晴らしい機会になったことと思います。
もちろん私達スタッフにとっても、実り多く、学びも多い、貴重な体験をさせていただく機会となりました。

関係各位に心より感謝いたします!